[医療01] 「高額療養費制度」で支払いを減らす

 家計に対する医療費の自己負担を少なくするため、病院などの医療機関の窓口で、医療費の自己負担を支払ったあと、月ごとの自己負担限度額を超える分について事後に返還される制度があります。

 これを「高額療養費制度」といいます。

出典:厚生労働省HP「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(平成30年8月診療分から)

 たとえば、年収が370万円から770万円の70歳以上の人が3割の自己負担をする場合、100万円の医療費だと30万円が自己負担になります。

 すると窓口負担した30万円のうち、高額療養費として21万2570円は支給してもらえます。

 自分が負担するのは8万7430円に抑えられます。

 自己負担する上限額は、年齢や所得によって異なります。

 生命保険に加入するより、「高額療養費制度」を利用したほうが安く抑えられる場合もありますので、一度自分の家計を見直すのもありかもしれません。

ihay.hatenablog.com

【参考】

www.mhlw.go.jp

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